はじめてのチェンナイ 7日目
昨日の楽しさが忘れられず気がついたらまたロヒニの席を取ってしまいました。「たまたま空いていた一席」にぬるっと入れるのって一人旅の強みだなぁと思います。
朝起きたら結構な雨が降っていて、一日中雨だったらちょっと困ったけど、幸い出かける頃には上がって空も晴れていました。地面には大きな水たまりがたくさんできており(道がボコボコなので)、私のようなぼんやり者が歩くのは危ないかも!と思ってオートを呼んだら、雨よけを装備したオートが来てくれました。こんなのあるんだ……
しかしまともな写真がなかった
基本的にオートはめちゃくちゃ揺れるんですが、この日は水たまりにもガンガン突っ込んでいくせいでスプラッシュな感じでかなりスリリングでした。乗っている分には濡れないので大丈夫なんですけど……
LEO公開3日目のロヒニ
相変わらずのハウスフル
開場は上映開始の15分前くらいで、もぎりのスタッフさん(もぎらないけど)にBookMyShowアプリのチケット画面を見せて入場します。私はここでスタッフさんに「あっ!昨日もいたでしょ!」と爆笑されてヘヘ……どうも……となりました。I'm just an ordinary personでいたいけどここでそれは無理(諦め)
今日取れたのは一階席の一番後ろ。席番がわからなくて人に尋ねたり、着席してからは逆に尋ねられたりしました。みんな親切でした。
上映前のスクリーンにこういう広告出してくれるのアツい。客席大興奮で指笛ピューピューの歓声ワーワーでした。ライブ用耳栓は本当に持っていた方がいいと思います。
コンセッションのLEOポップコーン。食べ終わったら捨てなきゃいけないのがつらくて買えませんでした。
インタミ中にコーラを買いました。ラベルとか何もないボトルで出てきたので、最初アイスコーヒーかと思って「これコーラですか?」と確認してしまったけどちゃんとコーラでした。
一階席で見るLEOも最高に楽しかったです!!
みんな立ち上がって見えなくなったらどうしようとか思ったけど、全員が立つわけでもなく、立つ人の一部はそのままスクリーン前まで行くので特に問題ありませんでした。ていうかそもそもみんな立つなら私も立つわ。これがライブだわ。(ライブではない)
Albert Theatres
映画を満喫したあとはメトロとオートで移動し、ラジニさまファンの聖地アルバートシアターへ。強火ファンが集まる劇場はバナーやカットアウトなどの装飾もアツいので、お参りのような気持ちで見にいきました。
主張控えめなLEOオートいた
フラッグだ!!!!!!!ワーーーーーーーーーーーーッ
ワ……
ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これが本物のカットアウト…………巨大ヴィジャイさんよすぎる…………巨………………🙏🙏🙏
劇場前のバス停とか壁にもポスターたくさんでめちゃくちゃよかったです。いつかここでも映画見たいな。
本を買う
アルバートシアターからまたオートに乗り、Higginbotham'sという書店に行きました。タミル語の勉強用に何か本を買いたくて、チェンナイの大きい本屋さんをググったらここが出ました。現存するインド最古の書店だそうで、白い英国式の建物が特徴的。
重たい木の扉を開けると本の宇宙!という感じで所狭しとめちゃくちゃ本が詰まっていてテンション上がりました。1階は本で、2階はアート・クラフト用品や専門書が少し置いてある感じでした。
アーリヤーバットちゃんのシータが表紙のதியாக பூமிという本。インド解放運動最盛期に書かれた社会派小説で、映画にもなったそうです。
語学コーナーで小一時間悩み、自力で持ち帰れる精一杯の本を買いました。辞書や参考書、幼児向けの本などなど……。あとはタミル語の講座に登場したタミルの偉大な詩人ティルヴァッルヴァルの箴言詩集ティルックラルも。
タミル語と英訳と両方入っているので嬉しいです。
カゴいっぱいの本と平積みされていたタミル暦のカレンダーを持ってレジに行くと、レジの人が「あっちに英語のカレンダーもあるよ。替えてこようか?」と言ってくれたのですが「タミルの暦のがいいんです」と言うとஅப்படியா😉と笑ってくれました。ヘヘ……どうも……
幸せの重みで肩が外れそうになりながら外に出ると、ちょうどコーラムを描いているところに出くわしたので写真を撮らせてもらいました。コーラムは白一色が多いイメージだったけど、色鮮やかでとてもきれいでした。絵もうまいし。
メトロでホテルに戻って文字通り肩の荷を下ろし、少し休んでからごはんを食べに再び外出。
外食っぽい外食
ホテルの周辺を適当にぷらぷら歩き回り、目についたお店に入ることにしました。油断していたら朝できた水たまりに足を突っ込んでしまい、片足がびしょびしょになりました。私はぼんやり者です。サンダルでよかった……。(でもこのあとサンダルから異臭がするようになったのであとでめちゃくちゃ洗った)
夜も活気がある
適当に入った大通りに面したお店で魚のカレーとトマトスープを頼みました。本当はせっかくなのでミールスとか食べてみたかったのですが、連日の大興奮で胸がいっぱいになってしまいお腹は空いているのに固形物が入らないという状態だったので……。注文したときもお店の人に「本当に米はいらないの?」と3回くらい確認されました。
トマトスープめちゃくちゃおいしかったです。
ごはんを食べているとき、隣のテーブルの人に「お食事中すみません、どこから来たの?」と話しかけられて少しおしゃべりしました。(シンガポールの人でした)
「ヴィジャイさんのファンなので映画を見にきたんだよ」と言うと「ヴィジャイのファン!?うそだ〜わざわざ映画を見にくるなんてそんなわけないよ!」とか笑われたので大将のアクスタを見せると絶句していてウケました。悪いけどマジだよ
お腹を満たしたあとはホテルに帰って寝ました。そろそろ旅も終わりが近づいてきて寂しいです。