mishmash

そういうこともある

はじめてのチェンナイ 2日目

前日寝落ちたのが20時くらいだったのでよく眠れた。

ホテルは朝食ビュッフェつきにしていたけど、私は朝あまり食べられないタイプなのでオムレツ的なやつ2口とイドゥリ1個、みたいな妙な取り方をしていました。ゆえに写真がないです。

朝食が済んだらフロントに「出かけてくるので部屋の掃除をお願いします」と伝えて散策に出発。(部屋のドアノブにかける「掃除してください」「起こさないでください」の札がないホテルだったので、掃除してほしいときは都度申告する)

 

散歩

朝はあまり道に人がいなくて、代わりに車道が激混みでした。マジでずっとクラクション鳴ってる。最初は毎回びっくりしてたけど、一度耳が慣れてしまえば小鳥の囀りみたいなものだなと感じる……不思議……

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ヤシュぴ

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知っている人たち

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こういう細い道に入りたがる性質がある。

通り抜けできると書いてあったので歩いてみたら思ったより長かったです。

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野犬がたくさんいました。暑いからかみんな寝ていた。

2時間くらい適当に歩き回りました。

日差しは強いんだけど木陰に入ると心地がよくて、散歩楽しかったです。

お店とか学校とか病院とかお寺とか屋台とか、当たり前なんだけど“生活”があって、なんかグッ……ときてしまった。

 

お昼も近づいてそろそろ涼みたいなと思ったところにメトロの入口があったのでおもむろに降りてみました。(どの駅だったか忘れた)

 

メトロ

〜メトロの乗り方〜

①チケットを買う

窓口で行きたい駅を伝えてお金を払う。

路線図と料金表はそこらへんに貼ってありました。

チケットはレシートみたいなQRコードの紙のときもあるし、青いトークンのときもある。基本レシートでした。ドロップ条件がわからなかった……

チャージして使うタイプのトラベルカードもあったけど、私はどうしてもトークンをピ!とやりたかったのでカードは買いませんでした。(今思えば記念に買ってもよかったかもしれない)

自動券売機みたいなのも設置されてたけどトラベルカードのチャージ専用っぽかったです。

②セキュリティを通る

改札の手前に荷物検査のベルトコンベアがあるので荷物を載せます。スマホは手に持ってて大丈夫だよ!と言われました。

荷物はコンベア、人間は男女別になったゲートを通ります。女性はさらにカーテンで囲まれたブースでさらっとしたチェックがあります。(チェックの人がいなかったり、いいよいいよ通りな〜となることも多かったけど一応)

チェックが終わったら荷物を回収して改札。

③改札を通る

トークンの場合はタッチ、レシートチケットの場合はQRコードをスキャンして通ります。(改札を出るときはトークンを改札機に入れる)(悲しい)

④乗る

乗ります。先頭車両は女性専用でした。

車内涼しくて最高〜〜

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駅。

 

モール

メトロに乗って向かったのはVR Chennaiというショッピングモール。

最寄りの駅からちょっと歩きました。普通にオートに乗る方がスマートだと思う。でも私はメトロに乗りたかったし歩きたかったので全然OKです。

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JD先生!

歩いている途中お肉屋さんが多かった気がする。肉のにおいがしたしケージに入った鶏をたくさん見ました。

広い車道を渡ったり狭い歩道を通ったりしてモールに到着。

入口ではメトロと同じくセキュリティチェックがあります。

男女別の入口で鞄を開けて中身を見せて、女性はブースでさらにチェックを受けてゲートを通ります。

基本みんな無言でササーッと通っていくけど、私はなんか気まずくて毎回ワナッカン〜と挨拶していました。

そしてタミルテリユマー?からのコンジョンテリユンbotと化すのであった。乙です

VR Chennaiは入口に最高の映えがあるのでお写真にオススメ

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かわいい😭

このモールには映画館が入っており、私はここでJAWANを見ようと思っていたのでした。

一番上のフロアまでエスカレーターで上がり、映画館に足を踏み入れると

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わあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

写真がド下手くそで泣いた

 

映画を見る

チケットをオンラインではなく窓口で買ってみたかったので窓口に行きました。

JAWANはタミル語版とヒンディー語版(オリジナル)の上映があって、ヒンディー語版には英字幕が付いていたのですが、私はタミルしか勝たん厨なのでタミル語版以外を選べるわけがなかった……たとえ字幕がなくても……もうニーダーンバリヤーデーの耳になってしまっていたから……

窓口で伝えるのは

  • タイトル(何語版とかもあれば)
  • 枚数
  • 希望座席(モニターで示してくれる)
  • 携帯の番号(インドの携帯番号ないですでOK)
  • 支払い方法

チケットを買えたら、窓口の人にカメラを起動したスマホを渡してレジの購入画面を撮ってもらいます。これをチケットの代わりに入口で見せればいいそうです。

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こんなの見えなくない???(画面上部の小さい字)

とても不安だったけどこの写真で普通に入れました。不思議だ……

ロビーに入るときもセキュリティチェック(男女別ゲート、鞄の中身チェック)があり、そこを抜けるとコンセッションでした。

ペプシとポップコーンを買いました。紙ストローが水分ですぐバラバラになってウケた。

 

JAWAN見た

おもしろかったです。

 

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退出口そこなんだ(なんかバックヤードみたいな通路を通って裏口みたいなところから出る)

 

映画のあとはフードコートでご当地バーガーキングを食べました。ファストフード大好き
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パニールロイヤルバーガー(ベジ)

カッテージチーズに衣をつけて揚げたやつが挟まっていておいしかったです。

 

暗くなったので帰ろうと思います。

駅までの道をまた歩くにはちょっと体力が足りなかったのでオートに乗りました。

 

オートに乗る

Uberでオートが呼べます。値段の交渉をしなくていいし行き先もアプリで伝わっているので、呼んで乗るだけでめちゃくちゃ楽でした。

私はなんとなく何かミスったら嫌だなと思ったので支払い方法をクレカではなく現金にしていました。

Uberオートの注意点として、稀にドライバーさんから電話がかかってくることがあります。アプリの定型文メッセージでのやりとり(日本語表示できます)のこともありました。

そういうときは大抵もうすぐ着くけどどこおる?みたいなことを訊かれるので、指定した場所で待ってます!ナンドリ!て言えば大丈夫でした。

まわりの喧騒でちょっとびびるけど腹から声出せばだいたいどうにかなる。

オートが来たら車体ナンバーがアプリと同じか確認して、4桁のPINナンバーを伝えて出発。

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前のオートがアジットさんでした

 

メトロに乗ってホテルの最寄り駅へ、駅からホテルまでの約2キロは徒歩で帰りました。

普段から2,3キロなら全然徒歩圏じゃんと思って生きているのですが、日本の舗装された2キロとチェンナイのパワフルな2キロはちょっと違う感じでした。(もちろん歩けはする)

途中から歩道が申し訳程度の幅しかなくなって車やオートやバイクがビュンビュン走る車道を歩くことになったり、道に謎の穴が空いていたり、邪魔なオブジェかと思ったら寝ている牛がいたりして、ずっとワオワオしながら歩いていました。楽しかった。

地元の人もたくさんいるので一緒にぞろぞろ歩いていれば轢かれる心配とかはしなくて大丈夫でした。大通りなので夜道も怖くないです(個人の感想です)

足元だけ要注意でした。


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夜のTナガルと映えポリス

 

初めてのことばかりだしJAWANも見られたし、わくわくの2日目でした。

はじめてのチェンナイ 1日目

成田を出発してクアラルンプールで乗り継ぎ、16時間半くらいでチェンナイ国際空港に到着。

半ば勢いでここまで来てしまったようなものなので、気持ちに頭が全然追いつけていない状態で飛行機を降りる。瞬間感じた湿気と熱気でここがインドかぁという実感が湧き始めて、つい深呼吸をしてしまった。

入国審査はパスポートと印刷したe-VISAを見せて、恒例の質問(入国の目的、滞在期間とか)に答えて、両手の指紋と顔写真?をとって、パスポートにスタンプを押してもらって滞りなく通過できました。

ここで覚えたインド英語:specs(眼鏡)

「眼鏡外してこのカメラ見て」と言われたとき、眼鏡のことをspecsと言っているのがわからず、えっ何て???って3回くらい聞き返してしまった、、

spectaclesから来ているそうです。へ〜〜

何はともあれ無事入国をゆるされて安心しました。

 

入国ゲートを抜けるとナタラージャさま

イ、インターネットで見た……

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荷物引取りのターンテーブルに向かうと、壁にかかっているモニターからVaathi Comingが流れ始めたのであまりのタイミングで涙が出てしまった。到着早々しめりけの多いオタク

ずっと映画のソングシーンを流しているのかな?

アジットさんもいました。

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いつまでもここに佇んでいるわけにはいかないので、両替カウンターでインドルピーを手に入れて空港から出ます。

私は送迎を頼まなかったので、ホテルまではプリペイドタクシーを使いました。

空港の出口らへんにいくつかカウンターがあって、行き先を伝えてお金を払うやつです。

値段交渉の必要がないし怪しくないので助かりました。私の場合、ホテルまで700ルピーでした。

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↑この紙に書かれたナンバーの車が迎えにくるので、それまでピックアップポイント(空港の向かいのスタバらへん)で待つ。15分くらい待った気がします。

車に乗ったら行き先を確認して出発。

30分弱くらいで宿泊先のTナガルに着きました。

道中ずっとどこかしらでクラクションが鳴っていて、トラックの荷台には人がたくさん乗っていて、バイクに載せたデカい荷物を抱えるように運転している人もいて、爆音の音楽が聞こえて、土埃がすごくて……画面の中で何度も見ていた景色の中に自分がいるのって本当に不思議だなと思いました。

 

ホテルは立地がよくてエアコンが付いていて水回りがきれいだったらなんでもいいや〜と思っていたので、特に星付きではないけど必要十分な感じのところを選びました。

ひたすらGoogleのレビューを読み漁るのは楽しかったです。

フロントでチェックインし、カードキーを受け取って部屋に入ると、シーリングファンがかなりヤバい音を立てて回っていました。

壊れてるの……?これが普通なの……???と困惑していると部屋の電話が鳴って、フロントの人が何か言っていたのですが全然聞き取れないまま切られてしまい、、

唯一わかった2 minutes!(ちょっと待ってて)を信じて待つと、すぐにホテルの人が来て部屋を変えてくれました。シーリングファン壊れてたんだね……。

そして

偶然に感謝の大ジャンプ

 

前日の朝からメルサル見て荷作りして移動して……とさすがに疲れが溜まっていたので、少し部屋で休んでからごはんを買いにいきました。

ここで覚えたインド英語:parcel(持ち帰り)

to goとかtake awayでも通じるけどパルセルで!と言った方が伝わりやすかったです(体感)

ビリヤニとかスープを食べました。おいしかった。

夕方(日本時間の夜)からは、この半年オンライン受講していたタミル語講座の授業の最終回に出席しました。

初回の自己紹介のとき「いつかチェンナイに行って映画を見たいです」みたいなことを言った覚えがあり、最終回をチェンナイ(しかも映画を見るために来ている)で受けているエモさでずっと泣きそうでした。

私の「いつか」はわりと早く来る。

この日は疲れすぎて授業のあとすぐに寝落ちてしまいました。

そんな1日目。おわり

はじめてのチェンナイ 0日目

朝、池袋の新文芸坐でメルサルを見る。(あまりに名作)

実はまだ荷作りをしていなかったので買い物をして帰り、なんとか限界パッキングを終わらせて夜成田から経由地のクアラルンプールへ向けてマレーシア航空で出発。

当日にパッキングを始めるのは愚かな行いなのでやめた方がいいなと思いました。

  • 荷物は適当に詰めて75リットルのスーツケース半分くらい。
  • しなくてもいいと思うけど、出発前に念のため空港で米ドルを少しだけ両替しておきました。

飛行機の中では寝る気満々だったのですが、ヴィジャイさん主演映画のVARISUとか、シリーズのパート2だけ見て前作がめちゃくちゃ見たかったPonniyin Selvan: Iを見て、わりとあっという間の7時間半くらいでした。

隣が空席だったのでゆったりできてよかった。

 

クアラルンプール国際空港に到着し、乗り継ぎゲートに向かっている途中でネズミを見ました。

空港ピカピカでトイレもきれいだったんだけど、自販機の近くだったからかなぁ……。

早朝でお店も開いておらず次の出発まで暇だったので、ゲート近くの椅子で少し寝ていたらいつの間にかゲートが変わっていてちょっと焦りました。

それでも時間に余裕はあったのでシャトルバスでターミナルを移動。

案内のスタッフさんがやさしくて嬉しかったです。

(遠くから「このバスもうすぐ出るから乗るなら急いで〜!」というジェスチャーをしてくれた)(走った)

新しいゲートに着くとそこかしこからタミル語が聞こえてきて、もうすぐチェンナイなんだ……とドキドキしました。

搭乗後、機内で配られたインドの入国カードを書くとき手がちょっと震えた。

はじめてのチェンナイ

 〜前回までのあらすじ〜

2023年2月、お慕い申し上げている南インドはタミルナードゥの大将ヴィジャイさんの新作映画LEOの公開が発表され、オタクは歓喜と興奮に打ち震えたのであった。

そして両方であった。